たわらがたの手帖2

いちんちいちんち、歩いていこう。

おじさんバンド



こんにちは。

昨日、「カッコ良いおじさんバンド」ランキングってのが出ていたのを
見つけまして。こちらです。↓

https://ranking.goo.ne.jp/column/4678/


ふーーーん。「おじさん」って、このくらいの世代のバンドのことかー。
まぁ、そうか…。おじさんなんだろうな…。ミスチルもおじさんか…。
あの美声ボーカルのバンドも、あのちょっとビジュアルを売りにしていた
バンドとかも、もはや「おじさん」なのね…。(時の流れを感じて遠い目)
B'zが見当たらないけど、彼らはバンドというくくりじゃないのかしら。

そして、我らがエレカシさん!なかなかの、大健闘じゃないっすか?
そうなんだーー。へーーーー。「カッコ良いおじさん」ってイメージで
世間から見られてるんだー。うれしいですねぇ。かっこいいですよね。
そうかー。あのバンドよりもあのバンドよりも、上位なんだーー。

てかこれ、もし「可愛いおじさんバンド」のランキングだったら、
間違いなくダントツでエレカシさんがトップだろうな。

と、それだけが言いたかったので、ブログアップしました。

今日は久々に晴れてます。まぁやっぱり晴れは嬉しい。貴重な晴れ間。
明日からはまた、秋の長雨が続くらしい。そういう季節ですものね。
それではみなさまも、良い一日をお過ごしくださいませ。


---------追記。


……だぁはぁーーっっ!!!

す、すいません…。つい興奮して…。今、知ったもんで…。

テレビ観てたら、また明治のCMやってるんですね!!
POWER!ひとくちの力。夢を追う旅人/エレファントカシマシ。
東京オリンピックに向けても、エレカシさん流してくれるんだー!
ううう、、、嬉しーーーーー!!泣

http://www.meiji.co.jp/power/olympic/moviegallery/


---------追々記。


あ、ごめんなさい、あとこれ。やったーあの曲も入る!
そして、ジャケットめっちゃいい………。

http://www.elephantkashimashi.com/news/detail.php?id=1523

https://rockinon.com/news/detail/168452


で、あとなんか、ラブシャのレポも上がってた。。。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171017-00124009-the_tv-ent

テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2017/10/18(水) 10:00:00|
  2. 日記
  3. | コメント:2

奇跡の記憶



こんにちは。

ほんとにもう…。ぜんっっぜんブログが書けない状態ですみません。

いやーー次から次へと。次から次から次へと。怒濤のようにやってきまして。
あたしゃーもう、こんな連続の波、これ以上乗り越え続けられません!!
って宣言したいところなんですけど。もういいーーたくさんだーー。

うん……でも、たぶん、たぶんだけど、きっとほんとに大変な時期は、
今月いっぱいくらい…で……おさまってほしい……と……願いたい。

はい。そんな中。あと5分くらいで出かけなければいけないんですけど、
コメント欄で『それを愛と呼ぶとしよう』について書いてくださった方が
いらして。「これって、当時ライブでたくさん歌われたんですか?」と。

いや、そんなことなかったよなぁと、EKDBさんの記録も確認しましたけど、
たしかこの曲はあの、2010年のJAPAN JAMでの、CHARA姐さんとの
奇跡のコラボでしか、ライブでは披露されてないんですよね??たぶん。
あの、『エレガンス』とミックスされたようなアレンジが、ダークな感じで、
めちゃくちゃかっこよくて。なんで音源に残してくれなかったんだろう。

で、私は幸運にもこのフェスに行けた人間なので、ちょっと過去のレポを
漁ってみました。あんまり詳しく書けてないですが(汗)、とりあえず
貼っておきます。いやーーほんっと、奇跡だったなぁ……、あの日。
めっっちゃ楽しいフェスだった。すごくよく覚えてます。

http://tawaragata.blog68.fc2.com/blog-entry-659.html

と、いうわけでして、こんな薄い内容ですみませんが、一応、無事に生きて
おります…。頑張って、踏ん張っております。
エレカシさんたちも、ツアー頑張っていらっしゃるご様子。
いっしょに、駆け抜けるぞーーー。

テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2017/10/16(月) 10:30:00|
  2. 日記
  3. | コメント:2

中秋の名月



こんにちは。

あ、書きたかったこと思い出した。と思って、連日のブログです。
そういえば、9月中も時々、夜中とかに「みんなのうた」で
『風と共に』やってましたよね!…っていう話でした。
……それだけです。すみません。。でも、やっぱりテレビで流れるの、
嬉しいですよね。りんごちゃんの歌と一緒に流れてました。
番組HPによると、10月以降は、今のところ放送予定ないのかな。。。

はい。そしてそして。めでたくMUSIC FAIRご出演情報も。
うわーーい。やったーー。仲間さんもファンだから、嬉しいですよね〜。
『風と共に』歌うのかしら?いや、やっぱり『RESTART』なのかな!
フジテレビですしね!そんでもってあの、楽曲制作の旅の密着映像も
流してくれないかな!?!頼みますよ〜!わくわく!!

というわけで、パパッと更新でした。以下は晩ご飯の自分用記録です。


02532p-.png カツとじ煮、ツナサラダ、
 冷や奴、ごはんに味噌汁、
 昼間のカフェオレの残り。

02533p-.png 秋刀魚の塩焼き、茄子と
 …なんだろう、玉ねぎかな?と
 きのこ?の炒め物、ブロッコリー、
 二十穀米、味噌汁、ルイボスティー。

02531p-.png ほっけの干物?、冷や奴、納豆、
 もやしと小松菜などの塩昆布炒め、
 ごはんに味噌汁、ルイボスティー。

02530p-.png いろいろフライ、キャベツの浅漬け、
 もやしと小松菜の炒め物、味噌汁、
 ルイボスティー。なぜかごはんがない。

02529p-.png カラスカレイの煮付け、
 適当サラダ、ニラ玉、ごはんに
 味噌汁、ルイボスティー。


以上です。

昨夜の十五夜は、みごとな明るさだったので、夕飯後に散歩しました。
中秋の名月というと、数々の素敵な思い出が蘇ります…野音とか野音とか。
く〜だらねぇと〜♪と口ずさむ人が、全国各地に出没したことでしょう。
今日は爽やかな晴れ間です。それではみなさまも良い一日を。

テーマ:ごはん日記(写真付き) - ジャンル:日記

  1. 2017/10/05(木) 10:30:00|
  2. 晩ごはん
  3. | コメント:2

明日は俺の夢



こんにちは。

だーいぶ長いこと、ブログを放置してしまっていてすみません…^^;
生きております。。。なんかいろいろバタバタですけど、生きてます。
まだちょっと、カキョーでして、、、来週…か、再来週…くらいには、
いったん一息つけるといいんだけどなぁーーと思っております。

もうずっと「あぁ、やっと明日には一息つける…」ってところで裏切られ、
「うぅ…やっと…やっと…明日には一息…」ってところでまた、空振りし、
「……た、たのみます……そろそろ…私にも……休息を…」ってところで
またもや肩すかし。っていうのが繰り返し続いていたので、ほんとにねーー
とにかく、体調をぶっ壊さないように、健康第一、睡眠第一で、なんとか
ここまで来ております。。。無理せず、無理せずね。小出し、小出しでね。

はい。そんなこんなで、エレカシさん界隈についてすっっかり疎くなって
しまっておるわけですが、うーーーんと…最近思い出せることと言えば、
先々週くらいに久々に「あさイチ」を観たら、久々にアッキーが出ていて、
明らかにこの白シャツ「宮本浩次モデル」のやつだよな、と思ったのと、

うーーーんと…なんだっけ……もはや記憶のかなたで思い出せない。。。
やっぱり思った時に書けないとダメね。ここんとこずっとPCの不調もあり。
なんだか忘れましたけど、とりあえず日常は相変わらず、エレカシまみれの
脳みそで暮らしております。PC不調に加えてiPodも不調につき、なかなか
車内でしか音楽が聴けていないのが悲しいところなんだけど。

最近は『ベイベー明日は俺の夢』が好きすぎて、悶え死にしそうですが、
『風と共に』は、やはり自分にとって特別な友のような大切な存在ですし、
それでいて夢の中での宮本さんは、野音ステージで『遁生』を歌ってるし、
なんだか急激にまた、胎動期の曲を聴いてむせび泣く気分になってるし。
筑波山の山影を見れば宮本さんを思い出し、富士山を見れば思い出し、
ドリンクバーで思い出すし、ドトールのミラノサンドCで思い出すという…
相変わらず、順調すぎるほど順調に、深き沼底にて生活しております。笑

てなわけで、えっと、えっと…いろいろ書きたかったこともあるんですが、
また落ち着いたら、ちょいちょい書きにまいります。たぶんね。。。
あぁーー野音のレポも書かなくてはーー。
ツアー後半戦、始まってますね^^。絶好調らしくて、嬉しいなぁー。
噂の、ベリーショートな宮本さんを拝める日も、楽しみにしております。

テーマ:ごはん日記(写真付き) - ジャンル:日記

  1. 2017/10/04(水) 14:00:00|
  2. 朝ごはん
  3. | コメント:2

野音行ってまいりました!




※9/19追記。エキサイトさんのレポ。岡田さんの写真もキター。

エレファントカシマシ 聖地日比谷野外音楽堂で28年連続ライブ、
“外聴き”するファンも数千人集結

http://www.excite.co.jp/News/music/20170919/E1505797150580.html

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うおおぉーーーー


行ってまいりましたーーー。エレカシ野音!

帰ってきたばっかりなので、文章らしい文章は書けませんが。

いやはや。楽しかった。。。やはり今夜も、最高でした。

宮本さんもご機嫌うるわしく、声も良く出て絶好調でしたしね。
ほら見て、このお顔。↓↓
https://rockinon.com/blog/yamazaki/167176

石君も髪切って。この写真だとわかりませんけど、前髪とかセットしてて、
すごいかっこよく決まってました。スタイルいいしなぁ。どんな格好しても
かっこよくなっちゃうのよね、石君は。

生中継は、なんだか最初は緊張したけど、始まってみればめちゃくちゃ
楽しかったです。貴重な経験をさせていただきました。
録画しておいたけど、また観てないーー。観なくちゃーー。

台風一過の上々の天気で、かなり暑かったけど、やはり空気は秋でした。
日が沈んでからは、時おり風も吹いて、すこし心地よく感じられました。

宮本さんたちも、この暑さでこの長丁場、汗だくで大変だったと思うけど、
バテバテになったりは全然しなくて、数時間歌い続けた後の最後の曲で、
恐るべき、今日一番の声で絶唱していました。信じ難いお人です。
どういう喉、どういう体力…。ツアーでますます強靭になられたのかしら。

そして、セトリもねーー。やっぱりレア曲、嬉しかったですねぇ。
やってほしいなぁなんて、昨日つぶやいた曲を、ほんとにやってくれたので、
ヒャアァア!と声をあげてしまったよ。初聴きの曲もいくつかあって、幸せ。
ライブで聴くともの凄く印象の変わる曲とかも。なんかもう、感謝感謝です。

今日こそは自分、泣かないで終われるかなぁ…?と思ったけど、やっぱり
泣きましたわ。去年みたいに終始号泣しっぱなしにはならずにすみましたが。
まぁ、いずれまた、だいぶ遅くなるとは思いますが(汗)、レポというか
覚え書きみたいなものを、書けたらなぁ、、、と、思ってはおります………。

(ちなみに、大変遅ればせながら、下記事にツアーの八王子レポをこっそりアップしております)

というわけで、これからセトリをニヤニヤ眺めながら、ぽつぽつ思い浮かんで
くる記憶をメモする作業に勤しみたいと思います。この作業は、記憶力的に
タイムリミットがあるので、なるべく頑張りたいと思います。

はい。と、いうわけで、、、
いやぁ、、、
いやはや。本当に、、、
宮本さん。エレファントカシマシのみなさま。今夜も、最高に素敵な時間を
くださいまして、どうもありがとうございます。
たった一度の人生が、エレカシに出会えた人生で、宮本浩次を見つけた人生で、
本当によかったです。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

  1. 2017/09/18(月) 23:30:00|
  2. 日記
  3. | コメント:12

オリンパスホール八王子 2017.7.9

hachioji.png

こんにちは。だいぶ日があいてしまいまして、すみません。

ブログの更新が滞っております間にも、一応、エレカシさん関連もいろいろ、
それなりにやってはおったんですがね。27時間テレビもちゃんと録画して、
あの曲が流れているシーンを何十回と繰り返して聴きましたし(笑)。
いやぁー、良さそうですねぇ『RESTART』!!ちらっと聴きとれる歌詞も、
いい!村山さんの気合いも凄そうだし、めっちゃ期待大です!!

それと昼間に、単行本も届きましたよ〜。いぇーい。まだ開封してないけど。
ロキノンさんも、なんかいろいろ書いてくれてましたよ。へいへーい。
https://rockinon.com/news/detail/167128

そしてえっと、なんだっけ…たくさん書き忘れている気がしなくもないけど、
とりあえず、バタバタでありながらも、八王子のレポを必死でせっせと書いたり、
細々とエレ活は続けておりました。いただいているコメントのお返事は書けて
おりませんで、すみません。。。

で、ついに。アレですよ。野音…!!そして、ウルトラFES。
まさかテレビの…全国区の民放の、生中継が入ろうとは。エレカシ野音に!
いやはやいやはや、しか言えませんねぇ…。タモさんとつながったりするのか。
心配していた台風はどうかな。午後は大丈夫そうかな?遠方からいらっしゃる
みなさまは、どうぞくれぐれもお気をつけくださいませ。
そして予報では、どうも気温がグッと上がるんじゃないかと…。虫除け必須。
レインコートも念のため持っていったほうがいいのかな?お天気次第かしら。
それより、扇子と保冷剤を用意したほうがよかったりして…。夏フェス仕様。

はい。というわけで。僭越ながら私も、参戦させていただく予定であります。
今年も、野音に。なんかほんと、申し訳ないくらい野音運がいいよなぁ私…。
当たらなかったら外聴きしようと思っていたけど、ありがたいことに今年も
当選させていただきましたm(_ _)m。新春は、ダメでしたけど。。。
すげぇなエレカシ…。ついに新春もとれなくなる日が来たか。。。

というわけなので、今さらですが、八王子レポです。
やっぱり「次の参戦ライブの前日までに書き上げる」が恒例になってしまった。汗
今回は「徹夜で執筆→当日アップ」にならずホッとしたけど。徹夜参戦はマジ参る。
こんなタイミングでアップしても、誰も読まないだろうなーってことはわかっている
のですが、自分用の記憶メモとして、やはり一応、残しておきたいなと思います。
しかし、もう二ヶ月以上前のことなので、すでに記憶はほとんど残っていませんが、
ライブ直後にとってあったメモを元に書いてみました。こうなるとほぼ箇条書きの
ようなもので、とてもレポと言えるようなものではありませんが。いつもか。

でもたぶんこのレポより、八王子直後に書いたブログのほうが、リアルな臨場感を
伝えられるんじゃないかと…(大興奮状態の日記→)。いやでも、ほんっっとに、
あの八王子こそ、私が今まで見た中で「史上最強のライブだ!」と確信したのです。
あ、毎回思ってるかしら…(汗)。でも本当に、完成度から幸福度から楽しさから
何から、マジでそう思ったのよ。この日のために、このコンサートに出会うために、
私は生まれて、今まで生きてきたんだ、と思いました。あの祝祭感といい、蜜月感
といい、最上の愛と喜びと幸せであふれていて、こりゃなんだろなもう!?って
くらいに幸せで、泣きましたわ。エレカシさん、恐るべき進化ぶり。演奏も歌も
曲も神だけど、それだけじゃない、エレファントカシマシの「存在」そのものが、
パワーアップのバージョンアップのレベルアップしまくり。あの人たち、すんごい
とこにいます…。我らがエレカシ、想像を絶する、事態になっております…。

あぁもう、書いてると止まらなくなるんで、このへんにしときます。なるべく蓋を
あけないようにしていた想いが、溢れ出てきてしまいました。すいません。安易に
向き合えるような感情じゃなかったわ…。なので、最近はなんだかエレカシさんに
関してちょっと慎重になってる自分がいる…。いったん開けると大変なことになる
から、野音まではなるべくそっとしておこうと思ってました(笑)。

はい。というわけで話はそれましたが。八王子。メモだけ残しておきます。なんか
ほとんど宮本さんのMC内容のメモのような気もしなくもないが(笑)。いやでも、
MCも最高でしたからね!長い長い文章になります、きっと。そして毎度ながら、
これはあくまで私個人の脳内記憶劇場の垂れ流しにすぎませんので、実際のライブ
の様子とはだいぶ異なると思います。あくまで感想文のようなものです。さらに、
宮本さんのMCはますます量が増え(笑)、どのお話をどこでなさったかまでは
とても覚えていないので、ほとんど憶測で、入りそうなところに入れております。
何卒、ご了承くださいませ。。。それでは、以下。


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7月の、梅雨明け当日のような、とても暑い日。朝から2時間以上かけて某地へ出向き、
炎天下の祭りに参加し、さらに2時間以上かけてヨレヨレで八王子に到着。なんとか
アイスカフェオレだけでも流し込み、会場へ。ホールへ向かうエスカレーター、目の前
の人が兵庫さんだった。また素晴らしきインタビューやレポをお願い致します、とか、
アルバム『風』も名作ですよとか、なんかいろいろ言いたくなりましたが、当然そんな
ことはしない(笑)。みんなが着ているツアーTシャツの背中にある全会場のリストを
見ていたら、八王子が折り返しなんだなーって思った。そしてホールに入ると、おぉ。
高い天井。これがあの、オリンパスホールなのね。私は初めてなんだけど、このホール
にまつわる濃い思い出といえば、2011年6月の悪魔ツアー。あのツアーは毎公演を動画
アップしてくれるという、とんでもなく最高な企画があったのですが、その動画で観た
このホールでの八王子公演が、最高すぎて度肝抜かれた、ということです…。(コレ
きっと音響もとっても良いホールなんだろうなと、今日はめちゃくちゃ期待して来たの
です。で、もうそろそろ開演ですよ。ドキドキ…。すでに立ち見もみっちり埋まる会場。
凄いなほんと。エレカシさん、なんかほんと、すんごいことになってますね。でもこれ、
本当に現実なんですよね…。この景色を見るだけでも、胸にこみあげるものがあります。
チューニングも終わり鎮まったステージを眺めていると、なんか最近、男椅子の存在感
がやたらともの凄くなってきたような気がする。これも、年季と、積み上げてきた歴史
の大きさか。やがて、照明が暗転。ドワァッと声を上げ、立ち上がり、拍手喝采の会場。
すんごいな。市原の時は、この歓迎ぶりには心底びっくりして、最初から涙が出たけど、
もはやこのツアーでは、当然のようになっちゃってるんだな。すごいよ、今のエレカシ。
すごいよ、この30周年。そんな中、いつものようにメンバーが舞台にトコトコご登場。
歓声が飛ぶ。みやもとぉー!ぴーぴー!みんなの「待ってたよ〜、今日も楽しみ!」と
いう喜びが爆発しています。宮本さん、「こんばんは」だったかひとこと言い、歓声に
丁寧に応えると「じゃ、聴いてください」と言ったのかな。うろ覚え…。すいません。

1.歴史 宮本さんの「わんっ、つ」の合図で、成ちゃんのつまびくベース。始まったぞ、
今夜も。手拍子はどうだったかな、忘れちゃった。「れきっしぃ…」おぉ…宮本さんが
歌ってます。今夜も目の前で。史上最強に絶好調のエレカシの、宮本さんの生の歌声を、
今日もこうして浴びることができております、ワタクシ。貴重な、貴重な、何ものにも
代え難い時間のはじまり…。一曲目は、今日のこのホールの音響のバランスの感じと、
宮本さんの声の調子を確かめるような感覚にどうしてもなってしまって、最初のほうは
ふわふわとしちゃうんだけど、食い入るように見つめているうち、歌の世界にどんどん
引き込まれた。この「遅れて来た名曲」。宮本さんご自身も、この旋律のスケールと
歌詞のイメージに悩んでいたこの名曲が、こうしてちゃんと成仏…じゃなくて、なんと
いうかちゃんと昇華して、こんな最高の晴れ舞台であるツアーの、一曲目になるような
地位に立つことができて、本当によかったなぁーと思った。宮本さん、声、どうかな。
ちょっとかすれ気味かもしれないけど、歌の調子はとても良さそうだ。曲が終わると、
会場中が大喝采、それに対する宮本さんの深々とした長いお辞儀、というのは、今日も
やっぱりグッと来る光景だった。

2.今はここが真ん中さ! 序幕の儀式のような曲を経て、いよいよ今日のこの、最高に
幸せなコンサートが幕を開けた。宮本さんがみんなに呼びかける。「みんなようこそー!
俺たちも、ややおかえり(だったかな?)、半分ただいまー!半分東京に戻ってまいり
ました!」とか。「いい曲いっぱい用意してきたんで、最後まで、楽しんで。気楽に!」
みたいなことを、今回もおっしゃってくれたのはここだったか。そして期待のイントロが
はじけ、先生、モンキータンバリンも鳴らしてたな。ノリノリ!会場のみんなも手拍子
しながら身を揺らし、早くもイントロから跳ね踊る。ううぅ、楽しい、嬉しい。これが
今の、エレファントカシマシのコンサートなんだよ。宮本さんが「さぁ、エブリィバディ、
一緒にカウントしよう。わーん、つー、わんつーすりーふぉー!」って言って始まって、
めっちゃ嬉しかったー。何これ幸せすぎるだろ。そこからはもう、曲に合わせてみんな
手をきらきらしたり手拍子したり、踊ってましたね、ほんとに。めっちゃ楽しかったな。
宮本先生も、はじまるよ~!って言いながら、走り回ってた。男椅子にもじゃんじゃん
乗っかったりしてたと思うけど、男椅子、乗っかるとめっちゃひしゃげる…。それでも
構わず乗る宮本さんに、ヒヤヒヤ。「今はオリンパスホール八王子がどまんなか!」も、
早口でちゃんと言えてた。練習したんかな(笑)。

3.新しい季節へキミと さぁさぁ、続いては。この曲のイントロでいつも導入の言葉を
くれるけど、今日は「いこうぜ、いっしょに。どこへって?まだ言わせんのかよ。この
世で、いちばん、素敵な場所に、いこうぜー!」みたいな感じだった。まだ言わせんの
かよ、には、ニヤニヤして倒れそうになったぜ(笑)。この曲は私、発売当時のツアー
で何十回と聴いたけど、やはり今回はテンポがゆっくりで、どっしり落ち着いてます。
トミのドラムもじっくり堪能できます。そして、あらためて「なんという名曲だろう…」
と唸らされます。本当にこのツアーは、すべての曲に惚れ直すというか、とっくに惚れて
いたけどさらに惚れさせられてしまう。曲の終わり方も丁寧で、会場のみんなで一緒に
着地している感覚。そして喝采、歓声、コール、長いお辞儀、「ありがとう」の言葉。
うう、早くも最高だ…。最高すぎて、やばい。

4.ハロー人生!! 今回のツアーのセトリに、この曲が入っているのがなんとも嬉しい
ですね。今日はの入り方は、台詞的な感じで「はろー…、エブリィバディ。はろー…、
今日。はろー、はろー…」と語りながら、『ハロー、人生ーー!』とタイトルを叫んで、
めっちゃかっこよかった。ドワァーッと一気に曲になだれこんで、みんな一斉に跳ねた。
ううう、やっぱり最強にかっこいいよ。あまりにかっこよくて、歯ぎしりしながら唸り
声をあげてしまうくらい。ダークな顔のエレカシ、やっぱり大好きだ。こんなバンドは、
こんなかっこいい演奏をするバンドは、絶対に他にいない。駆け抜けるようにラストへ。
完璧に決まり、ほとんど反射的に「ウオォオッ…!」と会場が咆哮する。ふたたび一節
宮本さんがアカペラで「ひぃーをーとーもーせーーえ!」と歌い、赤いスポットライト
が宮本さんにだけ当たった。なんだコレ凄っ。決まりすぎだろ。照明さんと打ち合わせ
あったのかな。いやはや先生、参りました。もう、脱帽です。降参です。

5.デーデ どこかで宮本さんが、桂三枝ばりに「いらっしゃーーい」と言ったんだけど、
ここだったかは定かではない(笑)。でも、毎度のように『デーデ』の前にちょっとMC。
「1988年3月21日に発売の…」と話し始め、宮本さん「だから”約”30年ですね」と意味
ありげに、「やく、30年。」みんなクスクス笑い。「……どう考えても29年ですけど。」
みんな爆笑。「だからあれですね、30周年に向けての一年、ってことなんですよね。でも、
この前25周年ってのがあったんですけど…」みんなもう笑いながら聞いてます。「25周年
は、よく考えたら26年めにやっちゃってたんですね!」会場爆笑。「だから、25周年と
30周年の間がやたらと短い、というふうに、えー、私には、感じられております」みんな
笑いが止まらず。宮本さん、面白いぞ。なぜか戦況報告する人のような口調になってるし。
「結成で言うと…38年かな。中一の時からだから、そうですね。トミと石君はオリジナル
メンバーですから。石君がギターで、トミもドラムスクールに通ってましたし。私はいな
かったですけどね。あとから誘われて。今思うと、どうして最初から誘ってくれなかった
んだろう?(みんな爆笑)毎日一緒に遊んでたんですけどね」。みやもっさん…。絶好調。
このあとも、もう少し(バブル的なアレを)話したのだったか、それとも「『デーデ』と
いう曲を聴いてください。デビュー曲」とだけ言って、すぐ歌い出したのだったか忘れて
しまいました。今回も宮本さんのギターのイントロだったんだっけ?それを不自然に感じ
ないほど、宮本さんのギターがめっちゃ上手くなってたのかな。記憶違いだったら、大変
すみません(笑)。だけど今日の『デーデ』は、これまで以上に落ち着いてどっしりした、
怒鳴らないデーデ、叫ばないデーデだった。たぶんすごく意識していたんだろうと思う。
Bメロは相変わらず、美メロ、美声でした。正真正銘、文句なしに、いい曲。歌い終わった
あと、また話したんだっけな。思いついたようにマイクに戻って「いやぁでも”金があれば
いい”って、非常に、ストレートですよね?」と自ら感心したように。「今聴いても、こう、
ビシビシくるメッセージ性に、うち震えております。非常にこう、アバンギャルドで、かつ
瑞々しいロック、ロックというか、サウンドですね。はい」みたいな。みんな大喜びです。
宮本さん、MCもどんどん進化してるなー。

6.悲しみの果て 「というわけで、まぁ、華々しく(←なんて言ってないか?)デビュー
したわけですけれども…」そのあとなかなか、あまり売れなかった、という話だったかな。
「でもですね、非常に一部では、非常に高く評価してくれる人達もいまして、非常に熱狂的
に、いや熱狂的とは違うな、非常に熱心に応援してくれる人達もいたけど、広くみんなに
とまではいたらなかった」と話してくれたのは、この曲の時じゃなかったかもしれないけど。
そして『悲しみの果て』について、ラジオ行脚の思い出話を。「明け方3時4時まで、”今度
エレファントカシマシが『悲しみの果て』という曲を出しました、ぜひ聴いて下さい!”って
いうの、やってました。これみんなやってんだろ?とか言いながら」(ここでマイクから顔
を外して舞台袖に「ちょっと寒いかな?」)「で、明け方4時に石君に「はい、4時だから
迎えに来て」って電話して、そうすると来てくれるんで、帰りは石君に車で送ってもらって
ました。そしたらマネージャーに、"なんで石君を呼び出すんですか?"って怒られて(会場
笑)。今考えてみたらそうですよね。彼に送ってもらえばよかったのかもしれませんね」。
みんな大笑い。と、宮本さん「…こんなこと話さなければよかったですね」って。爆笑。。。
宮本さんってどこまで面白いんだ。「この曲も、ヒット…ってほどはしなかったですけど、
初めてのタイアップで、やっぱり嬉しかったです。グリコのね」と言うと、ふと「タイアップ
ってなんですかね?アップだから、やっぱりこう、アップ(↑↑)するんですよね…?」と。
何がアップするんだろう、と考えているご様子。宮本さんは、何かと何かを掴んで結びつけ
たいのか、PPAPのようなポーズのまま止まっている…。そのポーズのままでずーっと、目を
細めて話しているので、みんな可笑しくてたまらない。なんだこの可愛さは。そんな和やか
な雰囲気だったけど「じゃぁ、みんなに捧げます。『悲しみの果て』です、聴いてください」
で、最初の宮本さんのカウントが始まった時にはもう、メンバー全員も、会場のみんなも、
背筋を正してこの曲を迎えていた。やっぱりなんていうか、そういう巨大な力がある曲だと
思う。みんなが襟を正して、固唾を飲んで、隅々まで聴き漏らすまいとして、味わうべき曲。
今日もやはり、「なにがあるーかなんてー」の声は、一瞬で世界を塗りかえてしまう魔法だ。
この魔法を浴びるために、今日ここへ来た、今まで生きてきた、と思う。「曲への敬意」と
いう宮本さんの言葉を思い出しながら、その丁寧な丁寧な歌唱を、ぜんぶ漏らさず、自分の
体の隅々にまで沁み渡らせました。終わると、万感の思いがあふれるような、拍手。

7.今宵の月のように このあたりだったかな、村山さんとミッキーだけ紹介。この紹介の時
か、後にもう一度紹介した時だったか忘れたけど、村山さんについて「村山潤です。33歳。
だからあれですよ、我々のデビューの時は、3歳…!さぞかし可愛いお子さんだったことで
しょう」と言ってらした。続いてミッキーも紹介すると、ちょっと黙って、「メンバー紹介
早すぎたかな…」と呟く宮本さんに、みんな笑。「……、中央には…。古株がいますけど」。
みんな爆笑。そして、これもここで言ったんじゃないかもしれないけど「今日はようこそ!
こんなにたくさん、嬉しいです!オリンパスホールは、たぶん2回目…いや、絶対に2回目
なんですけど。6年前に」とも言ってらした。「我々もけっこうたくさん、いろいろやって
きまして…。レコード会社もいろいろ、4社を股にかけて…股にかけてはないか(自分で笑)、
4社くらい渡り歩いてきて。私、私とレコード会社が一体どういう契約になっているのか、
よくわからない。まぁ首になったんでしょうね」とか。「で、次の曲は、ドラマ主題歌の。
『月の輝く夜だから」っていう」と、私たちにふつうに話しかけるように語る、宮本さん。
「そのドラマのプロデューサーが熱い人でね。ビジョンが明確にあるんだろうね。たっく
さんボツにされましたから。『風に吹かれて』もボツにされたしね。いや違う、もっとこう!
ってね。じゃぁどうすりゃいいんだ?っていう(笑)。だからかなり、鍛えられました」と。
「もともとこう、我々はギターロックが好きで…、たとえばローリングストーンズとか。
石君とミック・ジャガーかっこいいね、キース・リチャーズかっこいいね、って言って、
そういう”ギターの”ロックが好きだったから。だからなかなかこういう…、(『今宵の月の
ように』は)ギターもアコギだし、メロウな曲っていうのがね…。でも、それが今では
こうして、エレファントカシマシの音楽の、メロウアンドシャウトっていう、一つの顔に
なってますから」と、感慨深げに、わからないもんだよねぇ、というように語り、みんなも
うんうんとうなずいて拍手する。「だから、新しい出会いって大事ですよね…。誰かにこう、
アドバイスしてもらうっていうのは」。きっと佐久間さんとの出会いを思っているのかな。
「…で、まぁ、ヒットしたんです。やっぱり自分が作った曲が、テレビから流れるっていう
のはねー、嬉しかったですねぇー」と、いつもの決め台詞。そして、じゃぁ聴いてください
とアコギを構え、やさしい澄んだ声で、あの名曲を歌い出す。……で。ねぇ…。今日のこの
『今宵の月のように』が、めっっっっちゃくちゃ良かった!!今まで聴いたなかでも屈指の、
いちばんの『今宵』なんじゃないかと思った。最後の最後まで、声もすごーくよく出ていて、
長く伸ばすところも息をいっぱいに出して。史上最高だったかも。とにかくもう、なんとも
言えぬ情感に溢れ、今までにないくらいにあたたかくて、やさしかった。最後歌い終わった
あとも、みんな声も出せないくらい感動に打たれていて、賞賛と感謝の拍手の嵐がなかなか
終わらなくて。宮本さんにもきっとそれが伝わったんだろう、少しのけぞるポーズでみんな
のことを、ぱしぱしぱしぱしっ!て指差してくれた。おまえらもだぜ、おまえもおまえも!
みたいな感じで。こういう、想いのやりとりみたいなのが今日はたくさんあって、その度に
なんか泣きそうになった。

8.戦う男 あーーー。もう。こんな最高な、こんな最高でいいのだろうかね?なんだか夢
みたいな、空中にいるような不思議な感覚。あの、さいアリの幸福感をちょっと思い出す
けど、あの時とはまたさらに違った、もっと高度な次元にいる感じ。このツアーもすでに
半ば、会場のみんなもだいたいセトリがわかっているのだろうけど、そのある種予定調和
的な流れもまた、特別な祝福感を生んでいるように感じた(もちろん、歌や演奏の凄さは
毎回毎回予想を上回り、予定調和どころじゃないんだけどね)。さぁ次はあの曲、楽しみ!
『戦う男』。この曲は、まさに「あの頃」にトリップさせてくれる。当時めっっちゃ聴き
まくっていたんだけど、今また50歳の男達がかきならしてみせる『戦う男』のすがたは、
あの頃からまた、変わった。進化して、深化した。こんなにまで真に深いかっこよさって、
他にある??かけぬける音の最後の一音まで、文句なしに最強だった。ぶわぁっ!と爆発
みたいに拍手が沸いた。いやはや。すごい。戦う、戦い続ける、男たちの歌。…と思えば、
スッとニュートラルに戻った宮本さんが、ふと話し出す。「今、歌いながら思い出してた
んですけど。子供の頃、『巨人の星』がすごい大好きで。巨人が好きっていうより、梶原
一騎の世界観が。『巨人の星』とか『あしたのジョー』とかね」と言い、「おもいこんだ
らしれんのみちを、ゆくがおとこのどこんじょう…」と、主題歌の歌詞をひとしきり暗唱
してみせる。「涙を拭くなっていうのは、この(『戦う男』の)「涙を拭うな」ですよね」
と。みんな大笑い。「血の汗流せ、…この血の汗ってのもすごいですけどね、涙を拭くな、
ゆけゆけ飛雄馬ドンといけ。”ドン”まで出てきてますから」会場爆笑です…。「だから俺、
相当ねー…、やっぱり子供の頃の記憶っていうのはね。影響してるんですよね。今、"涙を
拭うな"って歌ってて思い出しました」と。なんて面白い、なんて可愛いんだ。と思ったら
「前にも思い出したことあるんですけどね。2回目なんですけどね、思い出したの」と補足。
笑いがとまらん。先生、可愛すぎるんですけど。「この曲は、あのー…野茂英雄が、こう、
投げている(と、投球ホームを真似ながら)シーンを使った、缶コーヒーのCMで流れた曲
なんです。やっぱり野球が好きだったし野茂英雄も大好きだったから、嬉しかったですね」
と懐かしそうに話すと、「…という、『戦う男』という曲でした」と締めたのだったかな。

9.風に吹かれて この話も、どの曲の前になさったか忘れてしまったんだけど「たまに…
あのーーーー…テレビ見たりしていると…、ふと泣いてしまうことがある」と。「なんで
これで俺、泣いてんだろう!?みたいな。まぁ一人だからいいかみたいな」と話し始めて、
ちょっと思いめぐらすように黙ると、「あの、ほら…『白鳥麗子でございます』とかさぁ」
などと意外なことを言うので、みんな思わず爆笑。「いや、『白鳥麗子でございます』も
素敵なドラマだからね。でもああいう、女性のこう、なんていうんだろうな、男には絶対
わからない…女性の、男でいう巨人の星的なものね」と。ロマンチックとかそういうこと
なのかな。この話とつながってたかどうかはわからないけど、『風に吹かれて』も、最近
聴くと自分でなんて切ない歌なんだろう!ってびっくりする、とかおっしゃってたような。
これ、八王子の時は言ってなかったらすみません…。そしてこの曲の始まりは、いつもの
あのちょっとキュッと緊張する「ワン、ツ…」で、あの唯一無二のイントロ。青い照明に
逆光の宮本さんが美しくて。髪、やっぱり少し伸びたな。今の髪型好きだなぁ。ちょっと
伸び放題感があって、はねてる感じが、たまらんな。などと思ってしまいつつ、見とれる。
この人の魔法の声に、完全に呑まれる。この曲を聴きまくっていたあの頃からの、たくさん
の思い出が蘇る。サビで手を振るみんな、心なしか放心しているように見える。いろんな
フェスや、ライブハウスや、コンサートで聴いてきたこの曲の光景が、蘇る。数々の奇跡に
出会えたことに、感謝があふれて、自然と涙が頬を伝う。宮本さん、歌っていてくれて、
ありがとうございます。締めも最後の一音まで、しっとりと丁寧に決める。沸き起こる拍手
に、きっちり「ありがとうございます」と言う宮本さん。

10.翳りゆく部屋 「次は…、『翳りゆく部屋』という曲を。いや、”という曲”じゃないな、
『翳りゆく部屋』を。これはもう、日本の名曲です」と、宮本さんは律儀に言いなおした。
「日本にはいっっぱいいい曲ありますよね!歌謡曲とか…。僕なんか歌謡曲が好きでした
から。ジュリーとかね、○○と○○とか(←どなたか忘れてしまった…個人&グループの
形の名だったような。クールファイブ…?違うか)、松田聖子さんとか…。今も活躍され
てる方もたくさんいらっしゃいますけど。そう思うとすごいですよね」と。「いろいろ、
カバーで歌ったりもしたんですけど、そういうカバーの中で唯一、これは音源化してます」
とおっしゃったかな。「この曲は、そういう、恋愛の……、失われていくものを、淡々と、
凄みを持って、歌っている…。恋愛とかそれだけじゃなくて、ある種哲学的でもあります
よね…」と、この曲への思い入れを、いちばん的確な言葉を選びながら、ゆっくりと語る。
「昔からこの曲が大好きで、新曲を作る前に『翳りゆく部屋』を耳コピで歌ってから作る、
というのをやってた時期がありました。30代くらいかな」とのことでした。本当に大好き
な、尊敬している曲なんですね。今日もその「曲への敬意」「曲への愛」を込めて、高い
天井いっぱいに歌い上げてくれました。なんだか脚を開いて少しのけぞっていて、マイク
が低いんじゃないのかなぁとかこっちは思うんだけど、そんなことは宮本さんの集中力と
歌唱力には、微塵も影響しない。ただただ、"歌"そのものと化している。聴いていると、
それだけで勝手に涙がこみあげてくるような、圧倒的な歌唱でした。この人ってほんとに
歌の天才。終わって、大きく長い拍手。ぺこりとアタマを下げて、ありがとうと言う先生。

11.桜の花、舞い上がる道を なんという、贅沢な時間だ…。見せ場は続きます。今日も
この曲の前は、ほとんどMCなかったかな。ディスりネタになっちゃうからかな(笑)?
ワン、ツー、ワンツ…で入る、「さくーーー」の声。あぁ、毎度ながらこの曲の歌い出し
の声、神。なんという声。会場じゅうがサァアーーッとなる。いっぺんに持ってかれてる
んだと思う。「おまえとあるいてーゆくー…」うわぁ。天までつらぬく声。今日はとても
よく声が出ている。素晴らしかった。蔦谷さんやエスの頃を思い出しながら、さいアリの
桜吹雪を思い出しながら、感無量で胸いっぱいになりながら、一心に聴き惚れた。最後の
終わり方まで、隅々まで一つ残らず最高でした。嗚呼。こんなものを、6900円で見せて
もらっちゃっていいのでしょうか。こんな物凄い歌の天才がいることを、知らないでいる
人は、いったいどうやって人生を生き抜いているんだろうと思う。いま、日本のどこかで
「消えてしまいたい」と思っている人がいるなら、「エレカシを聴け。」この一言だけを
贈りたい、とか思いました。そして曲が終わると宮本さん、素に戻ったように話し始めた
のだったか。「しかしみんな、桜好きだよねー」と。みんな待ってましたとばかりに笑う。
「俺は全っっ然興味ない(←きっぱり)。なんでそんなに好きなんだろう?どうやって、
日本人のDNAに刷り込まれたのかなぁ。そっちの方に興味ありますね」とのこと。「んな、
桜の歌とかさぁ~…。いっっっぱいありますよね、んなもん俺が作らなくたって、いい曲
いくらでもあるし」とか言っておいてすぐに、「ま、ほんとは作りたいんだよね意外と!」
みんな爆笑。「でも一応、一応ね、そんな、何も俺がさぁーっつって。えぇ~俺がぁ~…?
桜の歌ぁ~…?」とイヤそうに断るようなそぶりをしてから、決めオチのようにツッコミの
仕草で「そんなもん、『 で き る か よ っ ! 』っつって作ったのが、今の曲です」。
どわっははは!!これにはもう、会場中、大爆笑と大喜びと拍手喝采の渦。さいこーー!!
の声も口々に飛んだ。「そんなもん、 で き る か よ っ!」の決めオチらへんは、すでに
お客さんたちもオチに向かって期待の拍手と歓声を上げていて、宮本さんの台詞に合わせて
一斉にみんなでツッコミ入れてましたわ(笑)。あぁもう、最高すぎる…。楽しすぎるぞ。
みやもっさんと一緒にオチをつける我々がいる光景。こんなハッピーな日がくるなんてなぁ。

12.笑顔の未来へ こういう、桜エピソードからの流れからだったかは定かではないけど、
やっぱり自分の力だけでは、一人で一生懸命悩んでてもなかなか”次”へ行けない、新しい
出会いが次の自分へと連れていってくれる、というようなお話。「だから”窮すれば通ず”、
っていうけど、よく言ったものだなと。ということは、窮さなければ通じない、んだよね。
かといって、わざと、無理やり窮しようとしても、それはそれでうまくいかないもので。
普通に生活していて窮していく…ってのもどうかと思うんですけど(笑)、うーん…って
なった時に、そうやって新しい出会いがあって、そこで次の局面に行ける、っていう」。
宮本先生の口から語られるからこそ、これ以上ないリアルさと説得力を持つ言葉。みんな
うんうんと深くうなずいていた。「また俺、そういう時だけはやたら素直になるんだよね。
人が言ってくれることをさ。それまではずーーっと自分の中に、自分の考えに閉じこもっ
ちゃってるんだけど、そうすると通じない。…っていうのをずっと、繰り返してきたんだ
と思います」と。なんか、聞いててちょっと泣きそうになったわ。そうやって宮本さんも、
ぶつかって苦しんで窮したり、いろんな人達に出会って、衝突したり救われたりしながら、
もがきつつも少しずつ変わっていって、だんだん開かれていったんだよね。翻って私自身
を鑑みると、それこそ長いことずーっと自分に閉じこもってしまっているけど、やっぱり
「開いて」くれるのは「出会い」なんだろうか…なんて思ったりした。「そういうふうに
考えると、やっぱり佐久間正英さん…もう故人の、素晴らしい音楽家で。佐久間正英さん
との出会いが、やっぱり大きかったですねぇ。何から何まで、バンドとしての、本当に…」
と、懐かしく振り返るようにして、なんとも素直に、ありのままに喋ってくれる宮本さん。
「でも一番覚えてるのはあれですね。『かけだす男』っていうのを一緒に作ったんですけど、
「トミだけ壁を見ながら叩け」って言われて。ふだんはこう、向かい合いながら、せーの!
ってやるじゃない。それを佐久間さんが「じゃぁ、トミくん、壁のほう向いて…(←佐久間
さんの言い方のマネで)」って、それだけしか言わないの。なんなんだろうなーって思って
たけど。要は「音を聴いて」、ってことなんだよね。ミヤジを見て合わせるとかじゃなくて、
音を聴いて、合わせるっていう。まさに先生ですね」と。あの、野音の『月夜の散歩』での
宮本さんの嗚咽とかを見てきたから、宮本さん、佐久間さんのことをこういうふうに語れる
ようになったんだなーって、ちょっとしみじみしました。…あれ、で、ここからどの曲に
いったんだったかしら…思い出せない。でも、蔦谷さんとの出会いのことも言いたかった
ような気もするので、『笑顔の未来へ』だったかもしれません。すみません、うろ覚えって
いうか、まったく覚えてなくて。そして、今日のこの曲も、素晴らしかったです。宮本さん、
声がとてもよく出ていて。演奏もピシッとしてて素晴らしかった。エスの頃と比べても、今
のこの安定感、揺るぎなさ。なんかもう、鉄板だな。ホール全体が、ますます幸福な、光り
輝く明るい空間になっていた。

13.ハナウタ~遠い昔からの物語~ この曲の前だったかな?宮本さんが唐突に「誰か俺に、
クリスマスソングを作ってくださいって言ってくれませんかね?」とか言うもんで、みんな
爆笑。「でも、ジョン・レノンも歌ってるんですよ」とか。もはや「作りたい」ところまで
来ちゃってるんかい!素直か(笑)!宮本さん…。さすがツッコミどころ満載の、男の中
の男。「次は『ハナウタ』っていう、これもタイアップで作った曲で。ハナウタって、俺が
つけたんじゃないですよ。鼻歌ってのもあるけど、そうじゃなくて商標名です。”はなうた”
という焼酎があってね。でも、いいなぁと思ってね、鼻歌と、花と、両方かけててね。大塚
寧々さんと田辺…………まこと??」と、スタッフか誰かに尋ねるような表情。みんな笑。
「まことっていう字がつく。何?せいいち?…さんのご夫婦でね。こう、わーっと桜の木が
あってね。そういうCMで流れるっていう」。私も当時のこと、よーく覚えてます。CM、
ほんっとに嬉しかったなぁ。ブログパーツとか貼ったなぁ…。と、宮本さんが突如、例の
モノマネモードに入って「『宮本さん、15秒の中に、必ず"はなうた"という言葉を入れて
作ってください!』って言われて」と、変なしゃがれ声のマネをしておいて、「…こんな
喋り方じゃなかったですけどね」だって。大爆笑。「それも『二週間で!』って、二週間…
短いなぁ…(苦悶の表情)って。でもそういうのがまた、自分が元気な時にはね、やって
やるぞ!って燃えるんですけど。だから、まぁ、そういうまた新しい視点で、書くことが
できたんじゃないかなっていう曲です」とのこと。そして「最近この曲がすごい好きでね。
メロウアンドシャウトのほうのね、代表曲だと思ってます」とも。わぁ!私もちょうど
「最近この曲がすごい好き」になっていたので、偶然の一致に歓喜。そして、宮本さんが
ワン、ツ、と合図して、たちまち歌の世界へ…。MCがどんなに面白くて、どんなに絶好調
であっても、歌に入った宮本さんは、一気に神様です。やさしいやさしい、丁寧な、情景を
描くような、歌唱。緑と紫の照明。会場のみんなもゆったりと身を揺らして、なんとも良い
雰囲気。つくづく、日本人が歌い継ぐべき、紛うことなき名曲だなーー。

14.3210 恒例の「ご当地即興」は、このあたりでしたっけ。今回の八王子バージョン
は、「♪そういや俺は昔〜、なぜか八王子駅で降りて、はちがたじょう(と聞こえたけど
違うかも…八王子城?)に行ったことがあるんだぜ~」という感じの曲。「知らないだろ
マイナーすぎて。でもとってもいいとこだぜ~。そこで俺は、ブルドーザーが下を走ってる
音を聴いて、熊の鳴き声と間違えたんだぜ〜!そんなとこに熊なんかいるのかどうか知ら
ないけど、熊の鳴き声と間違えたんだぜ〜!熊の鳴き声と間違えたんだぜ~~~~!」と、
サビをかなり情熱的なブルース調で繰り返し叫ぶ歌声に、みんなもうゲラゲラ笑ってます。
最後の〆は、「バスで、行きました~…♪」だったと思う。いやぁー…。大爆笑の大喝采。
なんというあっぱれな曲でしょう!(ちなみにこの時の歌詞について、「トラクター」と
言う人が多いんだけど、私の記憶の中ではどうしても「ブルドーザー」なんだよなぁ…。)
そんな貴重な、素晴らしい即興から、宮本さんのアコギで弾き語るように「ありがとう~
八王子…エビバデー…」的な曲になり、そこから『3210』につながっていくのだったか。
この『3210』が今日、めっっちゃくちゃかっこよかったんだよなぁーー…!!それはもう、
メンバーひとり一人、全員がめっちゃ良かった。金管が入らないのに、こんなにかっこいい
なんて。トミのドラム。唯一無二。そしてこの曲が進むにつれ、高鳴るあの次曲への期待。
演奏がクレッシェンドでキリッと止まり、一瞬の間。ギターを脱ぐ宮本さんのシルエット。

15.RAINBOW スッ…と一瞬の呼吸だけで、ぴたっと一斉に始まるこの曲。毎度ながら、
恐るべき集中力です。たちまち会場の空気もワァッとなる。「くれゆくまちのざわめきの
なかにたってー…」しっかりと、走らず刻むテンポ。あらためて、なんだってこんな凄い
曲作れたんだろう、この人達は。「ふとみあげればーー」天を仰ぐ宮本さん。毎度ながら、
神降臨。こんなの、人間じゃありません。歌っている途中だったかは忘れたけど、ここで
初めてジャケット脱いで、白シャツ&ネクタイ姿で歌う宮本さんが、やたらと麗しかった。
いつもの白シャツと何故こんなに印象が違うんだろう?と思ったら、たぶんシャツもイン
だったから。ネクタイはゆるめたけど、外しはしなかった。見とれ、聴き入り、堪能し、
放心した。「うそじゃ、ないさぁああ…!!」宮本さんの声だけ残って、終わる。観客は
ワァアッ…!と喝采するも、ステージ上はそのまま静止ポーズで、6人とも微動だにしない。
そしてそのまま、ずーーーっと拍手と歓声がいつまでも続いて、クレッシェンドでどんどん
大きくなってって、ホールが割れるかと思った。ミヤジがふっと身をほどくように動いたら、
やっと他の5人が息をしたように見えた。気がつくと、宮本さんのネクタイはいつのまにか
外れ、襟も袖口も開いていつもの白シャツすがたに。でも、やっぱり涼しい会場なのかな、
髪はさらさらのままでした。

16.ガストロンジャー この、非現実的なくらいかっこよすぎる高揚そのままに、この曲に
突入です。石君のギター。赤い照明。チカチカ回るライト。キャーッと飛び跳ねて歓喜する
観客たち。おお、この時間がやってきた。エレファントカシマシのライブにおいて、欠かす
ことのできない、この曲。もうみんな、我が身を忘れ、何もかも忘れ、身を揺らし、拳を
突き上げ、オーー!!と吠えました。宮本さんも一緒になって拳をつきあげ、咆哮し、踊り
狂い、なんかもう、ひたすらに最高だった。ガストロンジャーがこんなに最高に楽しく盛り
上がれる曲だとはね。宮本さんのスキャットに煽られる、メンバー達のソロパートもこの上
なくダンディで。めっちゃ決まってた。なんてかっこいいオジサンたちなの!もう、こんな、
こんなかっこよさ、世界に誇れるよ。あまりにも盛り上がりすぎてよく覚えていないけど、
最後にまっ白な照明が輝いて、ラストのイッパツがキマったとき、爆発する大歓声のなかで
私はもう汗だくになってました。

17.やさしさ うおぉお…と余韻がホールを渦巻いている中、次の曲の準備をするあいだに
宮本さんが語り出す。「あのー…ポプコン。ポプコンていう、ロックバンドの登竜門みたい
なコンテストがありまして。当時はそういうコンテストがいろいろありましたね。イースト
ウエストとかね、ヤマハのね。イーストウエストはなぜか、RCの『○○(失念しました)』
という曲で一回出ただけで、それっきりでしたね。やはり私はポプコンのほうが、毛色が
合っていたみたいで」とのこと。「成治さんがギタリストから(ダウンなんとか?と言った
気が)えーっと…ベーシストか、に転向して、唯一のレパートリーで。『デーデ』も『○○
(すみません失念しました)』もあったのに、『やさしさ』で行こうって私が勝手に決め
ました。フォークっぽいから」というようなお話でした。「エピックソニーには結局、7年
くらいお世話になって…お世話になってっていうんじゃないかもしれないけど。エピックと
言えば当時、ラッツ&スターとか、それから渡辺美里…ドリカムもいましたしね。売れてる
人達もいましたから」と言うと、思い出したように「あ、こないだ、青山一丁目の交差点で、
当時のエピックソニーの社長を見たんですよ。挨拶しようかな~と思ったんだけど、向こう
が覚えてなかったらねぇ…と思って。30mくらい離れてたし」とか。これもみんな笑ってた
なぁ(笑)。「…という、『やさしさ』という曲を聴いてください」みたいな感じのMC。
みなさんこのツアーの『やさしさ』のとんでもなさは既にご承知ですから、ワーッ!と盛大
に拍手すると、息をひそめて見守る。テンポを確認するように集中する先生、合図と共に
始まる最初の伴奏は、村山さんのアルペジオのようなオルガンの音だけが響き、いっぺんに
ノスタルジックな世界になった。「なにをしても、どこにいっても、からだがおもたくて…」
と歌うミヤジの声が、かぼそくて、その孤独のあまりの切なさに、ギューッと締めつけられ
るような気持ちがした。こういう、こんな気持ちで作った曲だったんだよね…。本当にこの
ツアーでの『やさしさ』のアレンジは素晴らしい。どうか音源に残してくださいますように
(…とかって書くと残してくれないんかな。笑)。トミと音を合わせ、静かに終わっていく
アウトロ。うむむ…極上です。やっぱりこの曲への喝采は、この日いちばんの賞賛を込める
ように、長く長くいつまでも続いた。宮本さんのお辞儀も深々と、長かった。

18.四月の風 やまない拍手に宮本さんが「ありがとう」と言って身を起こすと、メンバー
も会場全体も、ふっと息をついて切り替わるような感じになる。宮本さんもふわりと戻って、
ふつうに話しだす。「で、あのー、契約が切れたとき、成ちゃんと石くんは結婚してたんで、
やめちゃうのかどうしようかって。どうする?バンド。って言うと、「うーーーん…」って。
これはやはりバンドを続けたいってことなんだなと、私が勝手に解釈して…」笑。「じゃあ
ってことで、どんどんどんどんリハーサルスタジオ予約しまくって。みんなはバイトしてね…
生活がありますから。お給料なくなっちゃったわけだから。それまでは、曲がりなりにも
お給料ありましたからね。私は、性格上、バイトというものが向いてないということが判明
しましたので(みんな爆笑)、ひとりで曲作って。あ、でも実家で飯食ってましたから。
ご心配なく。独り暮らししてましたけどね。正月に、微熱があってね、布団の中でくそーっ!
って、曲作ってね。『悲しみの果て』と『四月の風』を」みたいな感じのお話を、どこかで
していました。で、『四月の風』という曲を聴いてください、って感じで曲に入ったのだった
かな?うろ覚えですみません。この曲も、このツアーで聴くのも3回目だけど、回を重ねる
ごとに優しくやさしく、感情豊かな歌唱になっていて、どうしても涙が出てしまう。実は私、
昔はこの曲であんまり泣けなかったんだけど、今はほんっとに、なんって良い曲なんだろう!
と思う。宮本さんの歌が、なんてあたたかくやさしいんだろうと。今日も存分に、ダーダー
泣かせていただきました。

19.俺たちの明日 このあたりで「今日は、おかげで、こう、あったかい…あったかいって
いうのもあれだけど…いい、時間になってると思います!」みたいな感じで、またメンバー
紹介したんだっけ。今度はメンバーも全員。最後に「今日はこの6人でエレファントカシマシ
です」って言ってた。あと「はちおうじ~!みんな、かわいいぜ~!みんなかわいいぜー!
かっこいいぜー!君たちは、なんとなく、音楽を知っているという感じがします!!」って
いうのも、ここだったかしら。みんなワーッと大喜びで応えました。なんて楽しい、幸せな
コンサート。ギターをチョンチョンとカウント、じゃんっ!「さぁ、がんばろぉっぜー!」
今日もこうして、このアンセムが始まった。白い照明がパッと明るく光り輝いた。やっぱり
すっごい盛り上がり。客席まで煌煌と照らされる明るさのもと、周りを見渡すと、天井が
高くて深い構造のオリンパスホールは、3階の上の上までみっちり埋まり、みんなが総立ち
になって大興奮で拳をふっていて、落っこちてきそうなくらいだった。壮観…。宮本さんの
歌もとてもよくて、泣けて、笑顔になれた。みんなと一緒にただ一心に、懸命に拳を振った。
この曲の時間になるともう、なぜかいつもココロは溶けて、頑張ろう!って素直に思える
自分になっているんだよなぁ…。この曲の持つ力は、やっぱり半端じゃなく、すごいと思う。
これが、エレファントカシマシの、根こそぎの浄化力なんだよな。曲終わり、ジャジャジャー
…ジャンッ!と決まって、…わぁああーっ!!ってみんなで喝采して、宮本さんがお辞儀を
しているときも、ココロの底から幸せで幸せで、こんなに幸せでいいんだろうかって思った。

20.風と共に わぁあい。また聴けるよこの曲が。それを思うだけでも、なんとも言えない
感謝でいっぱい。そして今日は、この曲の前に長めのMCも入る。だんだん歌い慣れてきて、
リラックスできているのかな、とも思う。「子供の頃って、習い事とかさ、あるじゃない。
俺はやってなかったんだけど、…あ、でも水泳は行ってました!北島康介と同じスイミング
スクールに行ってたらしいです。こないだ知りました。5日間だけ講習に行ったらしいです」
と。「でも長続きしない。習字も長続きしないでしょ。それから…もちろん算数はダメだし。
かけっこもそんな速くないでしょ。でも目立つのは好きでした。すぐ朝礼台にのったりして。
意味も無く。体育館の舞台とかね。掃除のときとか。そういうふうにして過ごしてました」
と、子供時代を振り返るような感じ。「自分のいいところってあるでしょ?あるでしょって
いうか…ない!ってことはないでしょ?そういうのを誰かに、例えば友達とか、恋人なのか、
わかんないけど、俺にはこういうとこあるのか、って見つけてもらうのって、ありますよね」。
お母様が、合唱団に入れてくれたことをおっしゃるのかな。「なぜか歌だけは、長く続いて。
だからたぶん好きだったんでしょうね!NHKの東京放送児童合唱団っていうところに、小学
二年生から所属してたんですけど。そこで『はじめての僕デス』っていう曲のレコードを出す
流れになりまして。その前に山口さんちのツトムくんっていう曲が、「みんなのうた」から
すごくヒットして。100万枚とか売れたらしいです。僕はその時はその曲、知らなかったん
だけどね。ただこういう曲があるから、次は宮本くんが『はじめての僕デス』っていうのを
歌うから、って言われて。当時はそういう、童謡というのかな…『およげたいやきくん』って
のもありましたよね。ポンキッキだったかな。この曲も僕は知らなかったんだけど」。会場の
みんなも、おぉ、と反応したり、ははは…と笑ったりしながら、ごくリラックスした雰囲気で
和やかにお話を聞いてます。「まぁ男の子が少なかったんだよね。合唱団、ほとんど女の子で。
比率で言うと…5対1くらいかな…もっとかな7対1くらいかな。男の子が5、6人しかいなくて、
仲良くてね。でまぁ、僕が歌って「みんなのうた」から出したんですけど。当時、ドーナツ盤
っていう…プラスチックのですよ。知ってます?穴があいてる。12インチでいいのかな。あの
さっきの『デーデ』もそう、ちょうどCDに移行する頃で、ドーナツ盤も同時に出したんです」
みたいなお話。そしたら急にアコギを手にとって、「こーんーどこしてきた…」って、コードを
探り探り歌おうとしてくれた!みんな大喜び!けど、やっぱりコードがわからなくて、途中で
「哀しく(マイナーに)なっちゃう」とか言って、いろいろ弾いてみたけど断念。あぁ〜今の
宮本さんが歌う『はじめての僕デス』、聴きたかったー。「それが40年前…だから、歌手生活
40周年です(みんな拍手)。バンドとしては30周年だけどね。そしたらこないだNHKの人が、
宮本さん、40年ぶりに「みんなのうた」出してみませんか、って声をかけてくれて。それで
書いたのが、この曲です。エレファントカシマシとしてはもちろん初めてだけどね」。みんな
も大喜びの拍手で大歓迎。「それからこの、アニメがよくてね。加藤久仁生さんていうかたの、
素晴らしい、アニメーションで。すごく良いので、今度のシングルのジャケットにもさせて
もらいました。もちろんお会いしたんだけど、すごく繊細な、上品なかたで。野音にも何回も
足を運んでくださったって聞いて、うれしかったですね。「みんなのうた」で見られますんで、
ぜひ機会があったら…機会をつくって!ぜひ、見てください」とのこと。「すごく、自慢の、
曲になりました。今の気持ちをまっすぐに歌いました。聴いてください」と言うと、サッと
集中して、みんなとカウントを合わせて歌に入る。「ときのながれにみをゆだね…」あぁー…
あの声だ…。やさしい歌。いま本当に、こんな境地にいるんだなぁと思うような、声。そして
音源よりもずっとパワフルで、ロックな印象の演奏。やっぱり生はいいな。生で聴くエレカシ
は、やっぱり最高。「今日がゆるやかに終わっていく、人ごみかきわけて黄昏の街」の歌詞は、
生で聴いてもやっぱり涙がこみあげる。この曲はきっと、ずっとずっと後世にも歌い継がれて
いく曲だけど、こうして今、宮本さんの歌声を浴びることができている自分に、おめでとう!
乾杯!と言いたくなった。新しい曲のはずだけど、本当に危なげなくて、何年も歌いこんで
きたような、素晴らしい演奏と歌でした。みんなの拍手と、歓声、コールに、ありがとうと
お辞儀をする先生。「第一部終了です。第二部もあります。また出てきます。しばしご休憩を」
と言って、ふつうに退場していかれました。言われたみんなも、わりと素直にご休憩。なんか
こういうの、いい関係性だなと思った(笑)。でも数分後には、少しずつ、待ちきれないよ~
の手拍子が始まった。

21.ズレてる方がいい 拍手が続く。薄暗く照明の灯っている舞台上には、宮本さんが脱いだ
ジャケットが男椅子の背もたれにきちんとかけてあった。ああ、第一部ほんとに最高だったな。
夢みたいな夜。第二部はまた、今夜もあまり語らずに、歌の魂を炸裂させる、あの痺れる展開
だろうか。楽しみ…。やがて、舞台袖にすがたが見え、みんなワァッと歓声を上げながら立ち
上がった。離席していて、まだ間に合わないお客さんもいたけど、宮本さんは構わずご機嫌な
調子でマイクに立ち、「ずーーれてる、ほうが、いいーーー」と一節を高らかにファルセット
で歌う。わぁー!と喜ぶお客さんたち。続けてそのまま、曲を歌い始める宮本さんの声。強く
伸びる声。「ああ、かりそめのゆめでもーー、なーいよりはましさーーあーー、」うおぉお、
なんという力強さ。ほんとに今日の声、良く出てる。全開で鳴らして入ってくるメンバーたち
の音も、鋭く強く、猛々しかった。思わず身がすくんで絶句してしまうほど、やはりこの曲は、
素晴らしい。たまらん。涙出てくる。やっぱり大好き。今こうして宮本さんが…、あの野音の
日はファルセットだった宮本さんが、休養中に弾き語りを日付を入れて録音した宮本さんが、
この曲を、メンバーの音の中でこんなふうにのびのびと歌えて、よかったなぁと思う。それを
こうして浴びられている自分自身も、生きていて本当によかったなぁと思う。生きていくって
ことは、みんなきっとなかなか大変だけど、生きてさえいれば、こうやってご褒美がもらえる
ことがあるんだな。宮本さんの歌って、エレカシの演奏って、ほんと、最上のご褒美だ。最後、
宮本さんの声が長く伸びて、みんながヒュウーーと歓声を上げ、喝采になった。胸がいっぱい。

22.奴隷天国 準備するちょっとの間、MCはやっぱりなかったと思う。あの、爆音で一気に
昇天してしまうようなイントロが炸裂すると、観客はみんなギャーッ!と悲鳴のような声を
あげて跳ねだした。宮本さんが、これでもかと挑発してくる。あぁ、本来こういう曲なんだよ
なぁ。ポップな『奴隷天国』、これぞ本来のすがたなんだよなぁ。そしてですね、今日のこの
『奴隷天国』がとんっっでもなく良かった…。なんていうか、うーーん、こんなにも最高で、
宮本さんもノリノリで盛り上がりも絶頂で、演奏もめっちゃ上手くいってて、うわぁあーっと
調子づいちゃってもおかしくないのに、それでいて少しも「うわついた」り「ふざけた」り、
「ゆるく」なっちゃうようなところが皆無で、どこまでもシビアな、ストイックな、ビシッと
締まったエレカシの音だった。とにかく、とにかくもう、エレカシなんだよ。かっこよすぎる
んだよ。宮本さんが、長い間もがきながら、メンバーたちを時に追いつめるほど厳しく叱責
しながら、ただひたすらに練習し続けてきて、30年、到達できた境地は、こんなにも最強の、
唯一無二の演奏なんだ…。圧倒されて声も出ない。曲が進むほどに、凄いことになっていく。
史上最強の『奴隷天国』。いやほんと、凄すぎるんですけど…。あのぅ…今まで何十年間も
やってきた曲が、なぜこの数ヶ月でいきなりここまで進化するの??おどれい!おどれい!
いよいよ煽る先生、叫び踊る会場、猛り狂う演奏。そしてこの、ラストがかっこすぎる件。
トミの駆け上がったかと思ったらすぐ、一瞬後に宮本さんが締めるやつ。バシィッッ!!と
決まり、会場中がどわあぁあ!!となった。最高すぎて、最高すぎて、最高すぎる。うぅ…。
こんなに上手くて凄い『奴隷天国』が、こんなに楽しくて、こんなにノレる曲だとはなぁ。
会場はみんな肩で息をして、どよめきが続いている。そういえば、私が野音で初めて生で
聴いた『奴隷天国』が、震え上がるほど怖かったのを思い出し(2009年)、あれから
いろいろ、エレカシも私も変わったなぁと思うと、じんわりニヤニヤしてしまった。

23.コール アンド レスポンス いやーこんな最高でいいのでしょうか。こんな、楽しくて
最強で圧倒的で、何もかも完璧なコンサートでいいんでしょうか。宮本さん、MCもなく
どんどん行きます。さぁいよいよ死刑宣告だ!イントロ、何度聴いてもかっこいいよなぁ。
やっぱりこういう、黒くて、邪悪で、斜に構えて、天の邪鬼な色の曲も、最高なんだよな。
あったかい祝福にあふれた「メロウ」なエレカシも素敵だけど、やっぱりなんていうか、
エレカシはこういう…、こういうあたしたちみたいな人間の、絶対的な味方でもあるのだ。
だから、こんなに底の底から、無いと生きていけないくらいに、好きなんだと思う。歌を
叫ぶ宮本さんと一緒になって、的確なリズムで拳を振りあいながら、自分のココロの中に
誓いが立てられていった。前回の神奈川のライブの後は、そのあまりの素晴らしさに打ち
のめされて、しばらくの間「エレカシを失いたくなさすぎる」という理由でふさぎこんで
しまっていた私でしたが(笑)、でもやっぱり、やっぱりこんなにも素晴らしいからこそ、
こんな瞬間があるからこそ、死に向かって生きているからこそ、「全員死刑」だからこそ、
生きていこう。って、今日は思った。ありがとうございます、宮本さん。生きていく力を、
いつもありがとうございます。

24.生命賛歌 いやーーーもう。ね…。いや、凄いだろうとは思っていましたが。史上最強
だろうと思ってはいましたが。いやぁ…ほんとに、この日の『生命賛歌』は、凄かった……。
うん、もう、これ、言葉で書くのもばかみたいだからね、観に来てくださいとしか。体験
した人にしかわからん。やってくれると嬉しくなる「さい、さい、さい…」からの、後ろを
向いたままの「キエェェェエーーーーー!!!」の声があんまりにも凄すぎて、私、悲鳴を
上げてました。たぶん白目になってたわ。ちびりそうになったわ(こら)。みやもっさん、
完全に何かが憑依して、”エキセントリック”の域をぶち超えてた。あの動きから何から…。
もう、気が狂ってた。怖かった。何の生き物かっていう。あの、お尻を突き出して張り手?
みたいな動きをしながら歌うのとか、股ぐらから顔を出したままタタタタ…と早足で歩き
回りながら歌うのとか(妖怪か。黒スキニージーンズの)。あまりに恐ろしくて、ゲラゲラ
笑いそうになって、たまらなくて叫ぶしかなかった。このまま発狂させられて死んじゃうか
と思った。この曲の時の、宮本さんの声はねぇ…。うーーーーん…。たぶん現在の録音技術
では収まり切らないと思うので、生で体験していただくしかない、何もかもが桁はずれの
スケールの、代物となっております…。だからこれを実際に目の前で、生で体験することが
できた私たちは、天文学的確率の幸運の持ち主だと思います。残りのツアー後半戦では、
はたしてこの曲をやってくれるのかどうか、保証はないですものね…。最後の締め方がまた、
『奴隷天国』みたいにガシッ!と短く切って、くそかっこよすぎてまたまた死ぬかと思った。
終わったあとのみんなの、歓声というより悲鳴っていうか絶叫が、轟々ごうごうと続いて、
いつまでも続いて、なんだかもうワケわかんない空間になってて、ヒイィーー…とトリップ
しそうになった。やっぱりこの曲があるからこそ、最高なんだよこのセトリは!なんという、
よくできた、隅々まで考え尽くされた、しかも日に日に成長していくという、最高すぎる
ツアーなんだぁこの30周年はぁあーー!!(と、理性をぶっと飛ばして大声で絶叫したい)。
…そして驚くことに、ほとんど間をおかずに、次の曲が始まるのでした。瞬時に豹変する
宮本さんのその変貌ぶりに、ぶったまげます。

25.TEKUMAKUMAYAKON ワンツ、と短い合図に続いてスッと息を吸って、「かーー、
え、り、たーーーい…」と響き渡るファルセット。その声のうつくしさに、仰天。しばらく
口開けて見つめてしまった。さっきの宮本さんはどこへ。ほんまにこの人、何人おんねん。
「ゆくしかねぇ…!」この力強いぶっ込みが、もう、嬉しくて嬉しくてたまらない。トミの
リズムと村山さんのシンセで、会場がダンスフロアみたいになった。そう、エレカシファン
だって踊りたいのだ。自由に身を揺らし、ノリノリのみなさん。ステージ上で、一緒に踊り
まくる宮本さん。村山さんの肩に肘をおいて歌ったり、今度はミッキーのところへ行って
肩に肘を置いたり。くるくる回ったり。あぁー、めちゃくちゃ楽しいよーー。この楽しさが、
エレカシさんの今の状態……気持ちのオープンさ(ファンとの距離感)や、演奏のレベルの
高さ、宮本さんの表現力……すべてが今、文字通り最強だからこそ、こんなにまで「楽しい
コンサート」が成立するんだなぁと、新発見のように感じました。もちろん、今までずっと
やってきてくれたような、セトリを毎回変えてくれるツアーもすごく嬉しかったけど、今回
のように毎回ほぼ同じセトリを、ひたすら突きつめてレベルを上げていくツアーって、もう
その研ぎすまされ方が、とんでもない境地に達するんだ。今まで見たことないエレカシを
見せてくれるんだ。今回のこの三十周年ツアー、こういうやり方でほんとに大成功だと思い
ました。最後の「ゆくしかねぇ!!」も、ズシィイーン来ました。ぶっ込まれすぎてココロ
貫かれました。ゆくしかねぇです。ありがとうございます。

26.夢を追う旅人 この曲の前のMCで、宮本さんが言ってくれた言葉を、私は一生忘れない
でしょう。この言葉を聞けただけでも、ここに来れてよかった、生きてきてよかったと思い
ました。イントロのあいだで、最初は急ぎめの早口だったけど、「次は『夢を追う旅人』
という曲を聴いてほしいんですけど、夢を追う…っつっても、何も特別なことを言ってる
わけじゃないんだぜ。夢を追って、生きて、俺も51歳で、なんで俺生きてんだろう?なんて
たまに考えたりして、なるべくそういうこと考えないようにしてるんだけど、きっと俺は…」
ここからは大きく宣言するように、「こうやって楽しいことを、楽しい時間を過ごすために、
こうやってみんなに会うために…!歌を歌うために、やってきたんだと、思います。…友よ!
夢を追う旅人よ!!」と。。。…今、書いててもまた泣いてるんですけど私。この言葉は、
すごくみんなに届いたと思う。みんな宮本さんをジッと見つめながら聞いていたし、みんなも
泣いたと思う。私は「なるべくそういうこと考えないようにしてるんだけど」のところでもう、
少し泣きそうになったけど、「みんなに会うために、歌を歌うために…」には、号泣ですよ。
両手で顔おおってたよ私ゃ。友よ!って叫んでくれたし。いやぁ…もう、嗚咽です。歌を歌う
ために…。これ以上の言葉が、あるかしら。すいません、今これ書きながら号泣なんですけど
(汗)。宮本さんも、なんとなくMCで言いたいことは考えてきているのかな、と思うけど、
今日この言葉を精いっぱい伝えてくれたこと、宮本さんが、こんな想いになれたということに、
なんかもう、泣くしかありませんでした。このMCで始まっちゃいましたから、感動しすぎて。
これに続いて聴いた『夢を追う旅人』は、歌声ひとつ一つが、めちゃくちゃ優しく深く届いて
きて、ずーっとオイオイ泣いてました。その次の『ファイティングマン』に至っても、ずっと
涙が止まりませんでした。

27.ファイティングマン あーーー。あの神イントロが始まっても、泣きすぎて苦しい…。
英雄降臨…。そう、我々のヒーローひろじは、どこまでもやさしいやさしいヒーローだった。
なんかもう、こんなに号泣していた『ファイティングマン』もなかなか無いんじゃないかと。
言葉ではあらわせない、最高の宝物みたいな瞬間だった。みんなも拳ふって、ジャンプして。
宮本さんが、キラキラと光り輝いて、雄々しく拳をふりながら歌って、みんなを鼓舞して。
行けー!!って全身全霊で、発破かけてくれて。自分は、こんなにまでしてもらっちゃって
いいのだろうかと思う。卑下するわけじゃないけど、頑張ってるようでも、なんだかずっと
くすぶってるような感じなんだけど、それでもそんな私でも、生きていく仲間として、戦う
仲間として、思ってもらえているのかな…。ラスト、宮本さんはステージを左右に走って、
ちょっとのけぞるようなポーズで、みんなを次々マシンガンみたいに指差してくれるのが、
嬉しい。お前も、お前もファティングマンだぜ!っていうように。そしてジャジャジャーー
とかき鳴らし、トミのほうを向いて、30周年のマークよろしくジャンプ。着地でそのまま
こっちに反り返って、ほとんどブリッジしそうなキメポーズと投げキスでした。ワーーッ!
と、大歓声の大喝采。いやはや、こんな最高なバンドは古今東西いませんね。明るい笑顔の
宮本さん、メンバーたちの片手をとってまた紹介して「トミ(バンドの兄貴)、高緑成治、
村山さん、石君(と石君の手をとって挙げながら、「相棒です、今わざわざ自分から手を
差し出しました」とイジる)、ヒラマミキオミッキー、そして私が、総合司会の宮本です。
みんなありがとう!」と。そして、ミッキーを引っぱってみんなを前に並ばせて、恒例の
ストーンズ風あいさつ。これが、めっっちゃ笑顔でいっぱいで、もうなんなのこの可愛さ。
石君の帽子とって、またかぶせて、トミの腕をとって上げたり、後ろから成ちゃんの両腕を
とって上げたり、みんなでお辞儀したままドコドコドコ…と前まで歩いてきたり。あんな
可愛すぎるわちゃわちゃを、生で見られたのは初めてかも。笑いながら、精いっぱいの
拍手を贈り、嬉しくて楽しくて、しあわせで、涙が流れた。宮本さんが、子どもみたいに
トミと石君にニコニコでぶらさがって両足を上げたら、靴の裏のダンディな赤が見えた。
そしてマイクを拾うと、にっこにこの笑顔で「またあおう」。ばいばーい!と元気に手を
振ってくれて、退場なさいました。神奈川の時とはずいぶん違うな。先生、何回もありが
とうっていうけど、こっちがありがとうだよ。私もやっと最後に、ありがとーって叫べた。

28.so many people 会場は大きなため息につつまれ、照明は暗転。アンコールの拍手が
わき起こる。なんかもう、すみません、夢見心地であんまりよく覚えていないんだけど、
みんな満面のキラキラの笑みで拍手しながら、待っていたと思います。ほんとに楽しくて、
まだ終わってほしくなくて、もっとエレカシを聴きたくて。ほどなくして、宮本さんを先頭
にまた出てきてくれて、観客はキャーッと声をあげて大喜び。「みんな、ありがとう」と、
また言ってくれる宮本さん。じゃぁ、…と始まる曲は、いったい何だ。最初のコードが鳴る。
おぉーーっ!と会場が沸いて、即座に飛び跳ねる構えだ。「さだめーなーきよの、さーだめ
だーぜ…」ううう、最後までこの盛り上がりモードで終われるんだ、嬉しい。「かりそめー
でいい、よろこびを」ヒューッ!となって一斉に跳ねるお客さんたち。成ちゃんのベースが
鳴り響き、もうなんていうか、なんていうんだろう、すべてが一体となる、というか。私も
息を切らしながら、跳ねまくり、おーー!いぇーー!と拳を天に力いっぱい突き上げました。
あらゆるこの世の悲しみを、一緒にのりこえよう。もうずっと長い間聴いてきて、何十回も
ライブで浴びたこの曲に、いっぱい感謝しながら、そしてきっとこれからも支えられながら、
生きていくんだろうなと思った。こんなふうに、エレカシと一緒に、音楽と一緒に、みんな
でひとつになれる瞬間を、ずっとずっと覚えていようと思った。おしまいは「よろこびを…」
ジャーー、ジャンッ!!と短いラスト。みんな総立ちで、口々にコールや歓声を上げながら、
今日一日のこの素晴らしいステージに、賞賛を贈った。宮本さん、お辞儀と投げキスをして
ありがとうと言い、バイバイしながら退場し、メンバーもそれに続きました。止まない拍手。
やがて、照明がやわらかく灯って、SE。あぁ…。


いやはや。正真正銘、最高に素晴らしいコンサートでした。楽曲の完成度といい、雰囲気
といい、セトリといい、楽しさといい、何もかも。全体にすごく声がよく出てたなぁー。
このホールはとても音がいいらしいけど、クラシックとかそういうジャンルに向いている
かも。ひとつひとつの音がちゃんと独立して立って聴こえ、ある意味乾いている感じでも
ある。宮本さんの声が聴きやすく、トークまですごく聴きやすい(笑)。重低音はむっちゃ
響くから、ものすごいぐわんぐわんとグルーヴが竜巻みたいに起こって、たまに発狂しそう
になるのよね…。マジで、これまで経験したことのないような、高次元の「しあわせ」度
に、脳みそがパニックを起こして、なぜか死にたくなるというバグが何回か起きたわ…。
人間、あまりにも幸福すぎてキャパ超えすると、こうなるんですね。怖いですね。なんか
エレカシのコンサートは、行くたびに自分自身のキャパを超えて、異次元の体験をさせて
くれるというか。それまでの世界の輪郭をはみだすような、殻を破るというか、そういう
感覚があるのよね。初めてエレカシのライブに行った日、それこそ「自分の殻を破った」
が一番の感想だったのを覚えてます。あの日、ヨレヨレで帰ったっけな…。だけど、今の
エレカシが見せてくれる風景は、あの頃のコンサートとは、ずいぶん変わったなと思う。
驚嘆すべき進化を遂げている。特にこの30周年ツアーのエレカシは、日を重ねるごとに
メキメキと上昇していってて、なんかもう…どうなっちゃうんだろうってくらい。今日は
ますますMCもほんっとに絶好調で。宮本さん、めっちゃ素で、まっすぐ自然体で”人生”を
語ってくれるもんだからさ、ほんとに宮本さんと飲み屋で語り明かしてるみたいな感覚に
陥るんだよな。そんで、こーれがねー…、ほんとにめっちゃくちゃ幸せで楽しいのよね…。
ずーーっと一緒に呑みながら、話を聞いていたくなっちゃうんだよねぇ…。この恐るべき
強烈な魅力、惚れさせ力には、あああーすいません降参です!って言いたくなる。もし
宮本さんと呑むようなことがあったら、こんなに楽しくて幸せになってしまうんかい!!
って、度肝抜かれるくらいですよ。…いやもちろん、”歌”が最高なんですけどね(笑)。
あんな、全身全霊の愛のこもった、最高最強の贈り物をくれた上で、のことですからね。
まさに幸福の極みでした。みんなが幸せだから、雰囲気もすっごくよくて、宮本さんも
何度かグッときたのか、泣きそうな顔になってたこともあったと思うけど、今日は泣かず
に堪えていらした。さて…。会場を出ると、満月。うわーーー…。まじか。ウソみたい。
エレカシのコンサートの後って、なんでいつもこんなに月がきれいなんでしょう。


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…以上です。あぁーー今日のうちに終わった…。よかったー今夜は眠れる。。。
さぁ明日、いよいよだ。急に緊張してきた。しかも生中継が入るなんて。わーー!
セトリ、どうなるかな。レアなやつもやるかな。新曲群はいくつやるかな。
ドキドキですな。『覚醒』とかやってくれないかな。まだ一度も聴いたことない。
『恋人よ』とか。『イージー』とか。『涙の数だけ』とか。ベイベーもね、ぜひ。
しかしきっと、あっついですから、まず体調には気をつけないとですね。蚊にも。
グッズは、時間的に間に合わないかもしれないけど、何か買えたらいいな。

それでは。。。みなさま、いざ…。光り射すあの丘で、落ち合いましょう。

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

  1. 2017/09/17(日) 22:30:00|
  2. エレカシライブレポ
  3. | コメント:2

RESTART




だっっっっは!!!!!!!!



…す。すみません。。。

何日もブログ更新できませんで。とりあえず生きております…。

あの、2、3日前の驚くべきニュースを知った私が発した第一声が、この
一行目です…。「だ、、、だっっっは!!!!!」


エレカシさん、、、まさか、まさかですよ!!

もう一曲!!!

新曲が…!!!!!!

しかも、またもやテレビ主題歌で…!!!



…………………………。


どこまでびっくりさせりゃぁ気がすむんでしょう、、、

もう、嬉しすぎてどこかへ飛んでいってしまいました。(意識が)

いやーーーーまさか。まさかまさか。まさかまさか。まさかま(壊)



で、あの、タイトルがまた。

『RESTART』。



これ、もぉーーーーーーーー!!!!!!!もう!!もう!!(壊)

もう、タイトルだけで、こんな。ど直球でくるなんてさぁ。もう!!


とりあえず、壊れておりますワタクシ。完全大破であります。なんかいろいろ、
リンクとかもう、貼らなくていいですよね(笑)。みんな観まくってるよね。
…と言いつつ、代表してロキノンさんだけ貼っておこう。。。

エレカシ、『27時間テレビ』で放送の「新感覚時代劇」に主題歌“RESTART”書き下ろし
https://rockinon.com/news/detail/166598

めざましさんも、「火縄銃」以来、見張ってるんだけどなー。
明日とかも、ちょっとでもやらないかなぁ。。。やらないか……。
てか、ドラマにちょっとでも出演……はさすがにないかなぁーー。笑


しかし、この、夏のあいだに、新曲を制作されていたとはっ!

どんだけ過密スケジュールなの!?!?!?ノリノリすぎなの!?!?

どんだけ大人気なのエレカシさんは!?どんだけ「みんなのエレカシ」!?


いやーーーーなんかもう。なんかもう。いやはや。言葉にならんよね…


やっぱりあの、一番苦しかったはずの頃の、ここぞ!という時に生み出した、
映画史上に残る名エンディング曲、『ズレてる方がいい』。
あの名曲もまた、今回の起用に一役買っているに違いないよね(まぁ、曲調は
今回のと違うかもしれないけど)。そう思うと、じーんと来ます…。
ここ数年間の、エレカシの来し方を思います。。。

当時、あのMVを何度繰り返して観て、泣いたか知れない。めっちゃ泣いた。
初めて観たのは、宮本さんの耳の病気を報じるニュースで、ちらっと流れた
ときだった。(その日のブログ

なんかもう、いろいろ思い出すと、泣けてくるよ。。。
やっぱり人間、苦しい時こそが勝負どころで、そういう時に踏ん張れるかが、
「本物」か否の分かれ道で…。それがこうしてちゃんと、結実するんだよね。


というわけで、録画しなきゃぁ、録画!!!!!
HDDが息子のウルトラマンでいっぱいだ!!空けなきゃ!!


ここんとこ、ちょっとバタバタしておりまして、こんな更新ですみません。
しかもなんか、なぜか黄色いスイカの写真で、、、
いただいておりますコメントのお返事も、申し訳ありませんが、もう少々
お待ちいただけたら幸いですm(_ _)m。




あぁ。『RESTART』。『RESTART』かぁ…。

私も頑張って、『RESTART』、するぞっっ。




追記。

う、、、う、、、

ウルトラ…!?

や、や、やお……!?!?

な、なまちゅー!?!?(以下略)

テーマ:今日のつぶやき。 - ジャンル:日記

  1. 2017/09/08(金) 10:30:00|
  2. おやつ
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